日韓近期漢學出版物(十三)
8、韓國知識人との対話Ⅱ:米中の狹間を生きる
時 間:2015年5月
作 者:添谷芳秀 著
出版單位:東京:慶應義塾大學出版會
內容簡介:
はじめに
第1章 アジアの中心に戻る中國
薄い脅威認識
中國の臺頭には二面性がある
中國中心のアジアは「正常」なアジア
中國臺頭の時代の韓國と日本
第2章 岐路に立つ東アジアとアメリカ
アメリカの経済問題がカギ
米中間の対立と協調
多國間地域協力の中のアメリカ
米中關系と韓國
第3章 北朝鮮政策をめぐる論爭
太陽政策の狙いと挫折
李明博政権の北朝鮮政策とその后
北朝鮮の今后と統一問題
中國の思惑と役割
日本の役割と日韓關系
第4章 東アジアのなかの韓國と日本
米中の狹間に立つ韓國と日本
東アジア多國間協力と日韓關系
市民社會と若者の役割
日韓「ミドルパワー協力」の可能性
おわりに
知識人と一般世論
日本外交への教訓とヒント
9、中國江南マニ教絵畫研究
時 間:2015年4月
作 者:吉田豊、古川攝一 合編
出版單位:京都:臨川書店
內容簡介:
第1部 新出のマニ教絵畫を理解するために:教義の概說と東方マニ教史概観(吉田豊)
前編 マニ教概說:M. Boyceの解說から
后編 マニ教の東方及び中國への伝播と江南のマニ教
第2部 絵畫の內容の解釈をめぐって:絵畫に表現されたマニ教の教義と教會の歴史(吉田豊)
前編:絵畫の解釈
后編:付隨する問題
第3部 研究編
1 棲云寺の畫像をめぐって(泉武夫)
2 江南マニ教絵畫の図様と表現―元代仏教絵畫との關わりを中心に―(古川攝一)
3 文獻と絵畫の資料に見えるマニの絵畫本についての情報について(Zsuzsanna Gulácsi 撰,吉田豊 翻譯)
4 中國のマニ教宇宙図のアトラスについて(Kósa Gábor 撰,井上尚実 翻譯)
5 中國のマニ教宇宙図に描かれた裁きの場面:図像の起源と宗教的なメッセージ(Kósa Gábor 撰,池松、パプガブリエラ、池松裕史 翻譯)
6 中國のマニ教宇宙図の「光輝の保持者」について(Kósa Gábor 撰,井上尚実 翻譯)
10、近世日清通商關系史
時 間:2015年5月
作 者:彭浩 著
出版單位:東京:東京大學出版會
內容簡介:
序章 近世日清關系史を問い直す――通商關系の視點から
第一部 通商關系の制度的基盤
第一章 信牌制度のメカニズムと確立過程
第二章 「信牌方」及びその職務について
第三章 清朝の日本銅調達と信牌対策――「倭照」關系史料の分析から
第二部 通商關系の法的規制
第四章 享保期の唐船打ち払いと幕藩制國家
第五章 近世日本の唐人處罰――「日本之刑罰」の適用をめぐって
補論 清朝から見た近世日本の対外關系
第三部 通商關系の擔い手の再編
第六章 「官商」范氏の日本銅調達と債務問題
第七章 唐船商人の組織化――「額商」の成立と貿易獨占を中心に
第八章 貿易獨占組織「官局」?「民局」の経営構造
第九章 両局體制と「約條」貿易
終章 近世日清通商關系史の構筑に向けて
11、周代史の研究──東アジア世界における多様性の統合
時 間:2015年5月
作 者:豐田久 著
出版單位:東京:汲古書院
內容簡介:
第一章 周王朝における君主権の構造について──「天命の膺受」者を中心に
第二章 周王朝と「成」の構造について──「成周」(「中國」)はなぜ「成」周と呼ばれたのか
第三章 周王朝と弓彤考──「四方の匍有」者(王)の性格について
第四章 周王朝と「上下」考──「上下の匍有」者(天子)の性格について
第五章 周王朝とその儀禮──王と臣下、又は神との間の意志の伝達方法について
第六章 西周金文に見える、王の出自する「家」について──婦人の婚姻そして祖先神、領地など
第七章 周王朝の君主とその位相について──豊かさと安寧