日韓近期漢學出版物(十)
6、京大人文研漢籍セミナー3:清華の三巨頭
出版時間:2014年9月
出版單位:東京:研文出版
內容簡介:
王國維——過去に希望の火花をかきたてる(井波陵一)
陳寅恪——“教授の教授”その生き方(古勝隆一)
趙元任——見えざることばを描き出す(池田巧)
7、日中演劇交流の諸相:中國近代演劇の成立
出版時間:2014年8月
作 者:陳凌虹 著
出版單位:東京:思文閣出版
內容簡介:
序 章
第一章 日中近代演劇の展開
第一節 近代化と演劇改良
第二節 新演劇の誕生
第三節 新演劇の擔い手と享受者
第二章 新演劇のネットワーク(一)——政治?戦爭と演劇の蜜月
第一節 新演劇と自由民権運動、日清戦爭
第二節 文明戲と維新変法、辛亥革命
第三節 文明戲と京都―任天知進化団と靜間小次郎一派の明治座興行
第三章 新演劇のネットワーク(二)——日中に咲くメロドラマの花
第一節 日中に咲くメロドラマの花
第二節 「椿姫」「茶花女」「新茶花」——日中における演劇「椿姫」の上演とその意味―
第三節 「不如帰」と「家庭恩怨記」——そのメロドラマ的性格をめぐって
第四章 舞臺蕓術としての新派と文明戲
第一節 役者研究——「女形」と「男旦」
第二節 劇場研究——近代新式劇場の登場
第三節 新演劇の統合機關―東京新派俳優組合、新劇倶進會
第五章 文明戲と日本の新劇運動——春柳社と民眾戲劇社を中心に
第一節 春柳社と新劇
第二節 民眾戲劇社の自由劇場運動と日本
終 章
8、日中間戦爭と中國人文學者 郁達夫、柯霊、陸蠡らをめぐって
出版時間:2014年8月
作 者:鈴木正夫 著
出版單位:橫浜:橫浜市立大學學術研究會
內容簡介:
第Ⅰ部 郁達夫とその周辺の日中戦爭
第1章 郁達夫と佐藤春夫?佐藤春夫の放送原稿「舊友に呼びかける」に即して
第2章 郁達夫被害に關する日中間の見解の相違について
第Ⅱ部 日中戦爭期上海における柯霊
第1章 “孤島”上海の柯霊
第2章 抗日戦爭期における柯霊の映畫活動?上海の映畫事情との關連で
第3章 淪陥期上海における柯霊の演劇活動と前期『萬象』について
第4章 淪陥期上海における柯霊の『萬象』の編集について
第5章 抗日戦勝利前后の柯霊?「獄中詩記」評釈、李健吾そして張愛玲
第Ⅲ部 その他日中間戦爭と中國人文學者
第1章 魯迅と日本人特務?そして上海內山書店
第2章 『麥と兵隊』と『生きている兵隊』の中國における反響に關する覚え書
第3章 陸蠡 人と作品?その記念のために
9、中國近代開港場とキリスト教:洪仁玕がみた「洋」社會
出版時間:2014年8月
作 者:倉田明子 著
出版單位:東京:東京大學出版會
內容簡介:
序章 開港場の誕生——中國の中の「洋」社會
第1章 プロテスタント布教の開始と展開
第2章 洪仁カンとキリスト教
第3章 開港場知識人の誕生
第4章 『資政新篇』とキリスト教
第5章 洪仁カンと太平天國
第6章 開港場知識人の臺頭
終章 開港場と近代——中國への入口,西洋への窓口
10、日清戦爭:近代日本初の対外戦爭の実像
出版時間:2014年6月
作 者:大谷正 著
出版單位:東京:中央公論新社
內容簡介:
1894年の夏、日清両國が朝鮮の「支配」をめぐり開戦に至った日清戦爭。朝鮮から満州を舞臺に戦われた近代日本初の國家間戦爭である。清の講和受諾によっていったん終わりをみるが、割譲された臺灣では、なお泥沼の戦闘が続いた。本書は、開戦の経緯など通說に変更を迫りながら、平壌や旅順の戦いなど、各戦闘を詳述。兵士とほぼ同數の軍夫を動員、虐殺が散見され、前近代戦の様相を見せたこの戦爭の全貌を描く。